【未来食堂】小林せかいさんの理念が素晴らしい!新しい”思いやり”のカタチ

こんにちは、ぐっきんです。

あなたは未来食堂という食堂をご存知でしょうか?

実は僕も今日カンブリア宮殿で知ったばかりなのですが、オーナーである小林せかいさんの理念が素晴らしかったので記事にして紹介したいと思います。

未来食堂の未来的な3つのシステム

未来食堂には、大きく3つの特徴があります。

それは、

  • ただめし券システム
  • メニュー1品システム
  • まかないシステム

の3つです。

それぞれ見ていきましょう。

 

ただめし券システム

実は未来食堂の入り口にはタダ飯券というものが壁に張り付いていて、それを剥がして店内に持っていくとタダで定食を食べることができます。

「えっ!」と思うようなシステムですよね。笑

そりゃお金が無い人にとってはありがたいシステムかもしれませんが、そんなんでお店の経営は大丈夫なのって心配になります。

でも、実は毎月平均60万〜90万円ほどの黒字を出しています。

なぜ分かるのかと言うと、

お店のブログで全て公開されているからです。笑

未来食堂のブログはこちら

で、その利益を支えているのが、

「メニュー1品システム」と「まかないシステム」です。

 

メニュー1品システム

未来食堂のメニューは日替わり定食の1品のみです。

それによって、

  • オーダーを取る手間がなくなる
  • スピーディーにメニューを出せる
  • 食材のロスが減る

などのメリットが生まれます。

通常飲食店というのは、お客さんのニーズに合わせる為に沢山メニューを用意していますが、それが食材のロスに繋がってしまい、結果的に値上げなどの要因になってしまいます。

未来食堂では思い切ってひとつのメニューにすることによって、ロスを極力減らし、その分「ただめし券」や「提供スピード」などで還元しています。

また、メニューに関してはもうひとつ面白い特徴があって、「日替わり定食」というのは本当に”一期一会の日替わりメニュー”だということです。

通常日替わり定食といえば、曜日で決まっていたりするものですが、未来食堂の日替わり定食は本当に”その日”しか出しません。

つまり、”その日”を逃したら二度と食べられないんです。

これすごく面白いですよね。

せかいさんの経営に関する考え方の中にこんなものがあります。

「食材の数を揃えるよりも調理法(レシピ)をストックすることに重点を置く」

イメージとしては、家庭の料理に近いような気がします。

主婦の方は、どこにでもある食材から家族が飽きないように毎日違うメニューを考えて作ります。

未来食堂でも、そんな主婦のように限られた食材の中から、様々なメニューを作れるようにレシピをストックしているようです。

これが1品メニューでもお客さんが飽きることなくリピートしてくれる秘訣なのかもしれませんね。

 

まかないシステム

これもかなり面白いシステムです。

お店の入り口に「ただめし券」が貼ってあると書きましたが、実はそれはこの”まかない”というシステムによって生まれています。

”まかない”というのは、
50分お店の手伝いをすることによって「ただめし券」が一枚もらえるというシステムです。

ただめし券はそんな風に配られるんですね。

ちなみに、なぜ「タダ飯」や「タダメシ」ではなく「ただめし」なのかというと、カタカナだと男性っぽさが強いので、女性でも受け入れやすいように”ひらがな”にしたそうです。

番組では触れていませんでしたが、まかないシステムで雑用などをやってもらうことによって、人件費もかなり軽減できているのかもしれませんね。

1食分の原価料で50分働いてもらえるのであれば、実質かなり安いコストで働いてもらえるということになりますからね。

お客さんからしても、お金がないときにご飯が食べれるので、まさにWin-Winのシステムです。

よく漫画でタダ飯した主人公が「その分皿洗いで払え〜」なんて言われている場面があると思いますが、それをシステマチックに再現した感じですね。笑

 

未来食堂の目指すもの

未来食堂には明確な理念があります。

それは、

「誰もが受け入れられて、誰もがふさわしい場所」

というものです。

僕なりに解釈すると、

どんな人が、どんな心持ちで訪れても、馴染めるお店を目指す

ということじゃないかと思います。

実は未来食堂では、誰が常連なのかが分かりづらいシステムになっているそうです。

どうしてかというと、せかいさんは常連の人でも初めての人でも全く同じように接客するからだそうです。

せかいさんは、コンビニのように誰でも受け入れられて、誰もがふさわしい場所を目指しているそうで、だからこそあえて差を付けず機械的にお客さんと接するようにしているようです。

なるほどな〜と思いました。

確かにコンビニって店員さんが変に話しかけてこないから行きやすいってありますよね。

ちなみにせかいさんの理念はこちらの作品から影響を受けているそうです。

(参考)『誰もが受け入れられ、誰もがふさわしい場所』のイメージ原型
……
「いっしょに来る気はないんですか?」と少年はたずねた。
男は首をふる。
「信じられないのです」
「信じる必要なんてありません。やってしまえばいいんです!」
「だがーー」役人は一歩さがる。「あんたたちにとって私がどれほど重要なのか、ということもわかりませんし。あんたたちの芝居に私はふさわしくない」
「ぼくらにはあなたは重要じゃない」と少年はこたえた。「でもぼくらの芝居にはどんな人でもふさわしいんです」

鏡のなかの鏡―迷宮(ミヒャエル・エンデ)

小林せかいさんの経歴や本名について

お店には関係ないのですが、”せかい”ってすごいカッコいい名前ですよね。

実はこの名前、本名だそうです。

一回聞いたら絶対忘れない名前ですね。

経歴やプロフィールも簡単に調べてみました。

名前:小林 せかい(こばやし せかい)

生年月日:1984年5月16日(32歳)

出身地:大阪府

高校:神戸女学院

大学:東京工業大学 数学科

15歳の時に本読むために入ったカフェで自分の店を持つと決めたせかいさん。

なれたらいいな〜ではなく「なる」と決めてたそうです。

しかし、高校3年生の秋、進路に悩み家出して2ヶ月ほど東京へ。

家出中に東京でひとり寂しく過ごしていたせかいさんでしたが、ある時たまたま居合わせた人たちと一緒にご飯を食べたそうです。

その時に、ふと人と一緒に食卓を囲むことの幸せを思い出し、家に帰る決心をしたのだとか。

その時の経験が「誰もが受け入れられる場所を作る」という考えの原型になっているそうです。

20歳の誕生日を迎えてからは、新宿ゴールデン街のカウンターに立ち、歌舞伎町のバーで幾つか働き、大学一年生の頃から個人的に喫茶店を出店していたというせかいさん。

大学卒業後は、エンジニアとして、IBMやクックパッドなどで働いたそうですが、飲食で自分の店を持つという目標があったので、その後はサイゼリアや大戸屋などで働きながら飲食について学んでいきました。

そして、2015年に未来食堂をオープンして今に至ります。

 

せかいさんが見据える今後

現在32歳とまだまだ若いせかいさん。

今後のことについてこのようにお話をされていました。

「未来食堂のカタチはまだ一つ目のカタチに過ぎない。
私よりもっと優秀な誰かがこの考え方をどんどん進化させていってほしい。
そのバトンを渡せるまでは私自身で走り続けたいと思う。」

せかいさんは業界全体のことまで考えているようですね。すごい!

業種は違いますが、共感する部分も多いので、僕も未来食堂の考え方の一部を自分のビジネスに取り入れていければなと思いました。

 

まとめ

未来食堂の3つのシステム
・ただめし券
・1品メニュー
・まかない

未来食堂の理念
・誰もが受け入れられ、誰もがふさわしい場所

実はせかいさんは未来食堂の事業計画書を無料で公開しています。

こちらのサイトで見れます↓↓
http://miraishokudo.hatenablog.com/entry/plan

通常事業計画を一般公開するなんてことはありませんが、せかいさんは包み隠さず公開しています。

正直10万円払っても見る価値のある内容です。

特に独立起業を目指す人はぜひ一読してみてください。

ではでは。

未来食堂へのアクセス

住所 :
東京都千代田区一ツ橋2-6-2
日本教育会館 B1

営業時間 :
11〜22時(日月祝休,火は15時迄)
※本の閲覧は平日ランチタイム以外

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