コピーライティングの文章構成には
いくつかの型みたいなものがあります。
今回はその中でも王道である
QUESTの型を紹介していきたいと思います。
QUESTって冒険?
まず、QUESTの意味ですが、
これは冒険ではありません。
QUESTの型では、
文章構成を5つの分けているのですが、
その5つの頭文字をとってQUESTと言われています。
Q→Qualify(値する)
U→Understand(理解する)
E→Educate (教育する)
S→Stimulate(刺激する)
T→Transition (移行する)
こんな感じです。
それではひとつひとつ解説していきましょう。
Qualify(値する)
Qualifyの部分では、
「私はあなたの悩みを解決できます」
というのを暗に示します。
つまり、
「その悩みなら僕に任せてよ!」
という雰囲気をまず相手に伝えるということです。
読む価値があると思えば、
読者は先を読んでくれやすくなります。
まず読んでもらうというのが一番大事なので、
ここは非常に大事な部分になります。
- 例)私は◯◯さんと同じ難病を抱えていたのですが、ある方法を試してからは嘘のように完治しました。
Understand(理解・共感)
Understandの部分では、
「その気持分かります」
という強い共感を示します
私も同じ悩みで苦しみましたということを伝えると
読者は一気にこちらに親近感をもつようになります。
ここで強い共感を得れれば、
信頼関係も構築しやすくなります。
- 例)私も病気の時は、薬の副作用で夜も眠れない日が続いていました。
Educate(教育する)
Educateの部分では、
具体的な解決策を提示していきます。
「こうすれば良くなると思いますよ」
ということを教えていくということです。
ここで最終的にオススメしたい商品を紹介し、
その機能や使い方なども伝えていきます。
- 例)これはクロレラといって海藻からほんの僅かしか取れない栄養素なのですが、◯◯さんの病気には効果抜群です。使用法も簡単です。1日3回食後に飲むだけです。
Stimulate(刺激する)
Stimulateの部分では、
商品を購入すれば素敵な未来が待っているということを
想起させていきます。
「こんなに素敵な未来が待っていますよ」
というのを頭の中に鮮明に思い浮かべられるイメージで伝えていきます。
ゴルフクラブやゴルフボールのCMのように、
ボールをビュッと飛ばすイメージを鮮明に想起させるのが理想です。
他の商品と比較したり、
希少性をアピールしたりするのも有効です。
- 例)もう副作用のむくみもなくなりますし、毎月病院に通う必要もありません。なにより家族や恋人が一番喜んでくれるでしょう。
Transition(移行する)
Transitionの部分では、
実際の行動を促していきます。
「やってみましょう!」
とハッキリ誘うということです。
この段階での注意点は、
読み手の行動をひとつに絞るということです。
ここではあなたが読み手におこしてほしい行動を
しっかりひとつに絞ってハッキリ伝えるということが大事です。
価格の説明や追加特典の説明なども
ここで伝えていきます。
- 例)定期で購入して頂くことによって、かなりお得な価格になっています。最初の1ヶ月分はお試し機関としてプレゼント致します。もしよろしければこちらの購入用紙に住所とサインを記入して下さい。
まとめ
QUESTはあくまで王道の型であって、
絶対的なルールではありません。
しかしこの通りに書けば、
大きく外れることもありませんので、
初心者は是非こちらの型をどんどん使ってみましょう。
そして慣れてきたら、
色々とアレンジして使っていきましょう!
守破離の考え方ですね。
ちなみに、
このテクニックはリアルの営業でも使っていけますので、
会社で営業をしている方も是非使ってみて下さい。
コメントを残す