BUMP OF CHICKENから学ぶ「強い言葉」の作り方

こんにちは、ぐっきんです。

今日は「言葉」についての記事です。

あなたは人と話してたり、ブログを書いてるときに、「なんだかありきたりな言葉しか出てこないな〜」と感じたことはありませんか?

僕もまさにそんな感じでした。だから自分には文才が無いんだなーと思い込んでいました。

ですが、実はそれは才能の問題ではなく、単純に強い言葉の作り方を知らなかっただけだと分かりました。タネさえ分かれば強い言葉は誰でも簡単に作れるようになります。

そこで今回は、「BUMP OF CHICKEN」の歌詞も参考にしつつ、強い言葉の作り方を分かりやすく解説していきたいと思います。

言葉の強さとは?

そもそも言葉の強さというのは何なのか?

まずはそこを明確にしておきましょう。

言葉の強さというのは、「相手の心を動かす力」という風に言って差し支えないかと思います。

つまり、強い言葉ほど相手の心を揺さぶるのです。

例えばコピーライティングというのは、相手の心を動かし、何かしらの行動を起こしてもらうことを目的とするので、強い言葉を生み出すことは非常に大事になってきます。

では、強い言葉はどのようにして生まれるのかを見ていきましょう。

 

強い言葉を作るギャップ法

強い言葉の作り方には、いくつかの法則があります。

この法則について詳しく知りたい方は「伝え方が9割icon-external-link」という本をぜひ読んでみてください。

1400円ほどの本ですが、1万円払ってでも読む価値があります

今回はその法則の中でも「ギャップ法」というのを紹介したいと思います。

ギャップ法というのは、本当に伝えたい言葉の前に逆説の言葉を入れるというテクニックです。

これを使うと驚くほど文章変わります。

ギャップ法を使った場合と使わなかった場合の例がこちら。

「あなたが好き。」

「大嫌いなハズだったのに、あなたが好き。」

さて、どちらの方が心に残るでしょうか。

おそらく後者ですよね。

ギャップのある前置きがあると、なんとなく言葉からストーリーを感じませんか?

人はストーリーを感じると頭の中で勝手に映像化して、より鮮明にイメージを膨らませます。

イメージしてもらえるということは、よりダイレクトに言葉が伝わるということです。

これがギャップを使った言葉の力です。

 

強い言葉の作り方

では、具体的にどういう手順で強い言葉を作っていくのかを解説します。

手順はあきれるほど簡単な3ステップです。

  1. 伝えたい言葉の対義語と類義語を考える
  2. 対義語の類義語を考える
  3. 出てきた言葉を組み合わせる

たったこれだけ。

例えば、「僕はとても嬉しかった」という言葉を例に考えてみましょう。

 

ステップ1.伝えたい言葉の対義語と類義語を考える

まずは「嬉しい」という言葉の対義語と類義語を考えます。

考える際には「weblioicon-external-link」というサイトが非常に参考になりますので、何も思いつかない場合はこちらのサイトに打ち込んでみてください。

「嬉しい」の類義語をweblioで見てみると、「楽しい」「明るい」「幸せ」「ハッピー」「心地よい」などの単語が出てきました。他にも「笑顔」「希望」「光」なんかもいいかもしれませんね。

次に対義語を見てみると、「悲しい」という言葉が出てきました。

このように、まずは類義語と対義語を考えてみましょう。

 

ステップ2.対義語の類義語を考える

次に対義語である「悲しい」の類義語も考えてみましょう。

weblioで見ると、「辛い」「痛い」「不幸」「切ない」などの言葉が出てきました。

あとは僕の連想で、「涙」「トラウマ」「闇」「憂鬱」なども追加しておきたいと思います。

 

ステップ3.出てきた言葉を組み合わせる

ここまで考えたら、あとは両極の言葉を組み合わせるだけです。

で、今回完成したのが以下のフレーズ。

「僕は涙でぐしゃぐしゃの笑顔になった」

いかがでしょうか?

「とても嬉しかった」と同じような意味ではありますが、イメージの伝わり方が全然違うのが分かると思います。

世の中にあるキャッチコピーってセンスで作られているように思うかもしれませんが、実はほとんどがこういった論理の積み重ねで作られています。

つまり作り方さえ知ってしまえば、プラモデルのように誰でも強い言葉を組み立てることが出来るのです。

以下ではBUMP OF CHICKENというバンドの歌詞からギャップ法の事例をいくつか紹介したいと思います。

 

BUMPの歌詞にはギャップがいっぱい

BUMP OF CHICKEN(以下BUMP)を知らない方の為に簡単に説明すると、彼らは日本で活躍する4人組バンドで、今や老若男女様々な世代に愛されている人気アーティストです。

僕も、僕の母親も大ファンです。笑

「天体観測」という曲はかなり有名なので聴いたことがある方も多いのではないでしょうか?

さて、そんなBUMPですが、とにかく歌詞が人の心を揺さぶります。

その理由は色々あるのですが、そのひとつとして「ギャップ」を頻繁に使っているということが挙げられます。

なので、ここからはBUMPの歌詞の中から「ギャップ」を感じさせるフレーズをいくつか紹介していきたいと思います。

 

見えてるものを見落として

天体観測

「見えてる」→「見落とす」

「大事なことを見落として」ではありきたりになってしまいますが、「見えてるものを見落として」にするだけで一気に深みのある言葉になりますね。

 

一本道の途中で見つけた自由だ

「ゼロ」より

「自由」→「一本道」

一本道と自由というのは、完全に逆の言葉ですが、それを組み合わせることによって非常に力強く響いてきます。

 

冷たいコーヒーが温めてくれた

「ベンチとコーヒー」より

「冷たい」→「温かい」

少し曲の説明すると、暖かいコーヒーを買ってなんとなくベンチに座りながら考えごとをしてたら、大切な人の顔を思い出して温かい気持ちになった。考え事が終わる頃にはコーヒーはすっかり冷めてしまったけど、心はとても温まったという話です。

コーヒーの温度と心の温度をうまく反比例させてギャップを表現したのがこのフレーズ。見事過ぎます。

 

僕の体は止まったままで、時速200kmを越えている

「銀河鉄道」より

「止まったまま」→「時速200km」

電車に乗っているシーンを表しているフレーズ。情景もリアルにイメージできる秀逸なワンフレーズです。

 

君と寂しさはきっと一緒に現れた

「グッドラック」より

「君(温もり)」→「寂しさ」

こちらもある種ギャップを感じるフレーズ。

君と出会った得た温もりと同時に、一緒にいれないときの寂しさという感情も一緒に手に入れてしまったということを表しています。「僕は君と出会った」だけでは全く印象に残りませんが、「君と寂しさはきっと一緒に現れた」だとかなり印象に残ります。

 

大勢の人がいて、ほとんど誰の顔も見ない

「ディアマン」より

「大勢の人がいる」→「ほとんど誰の顔も見ない(孤独)」

「自分は孤独なんだ」と言ってしまえば済む話ですが、ギャップを使って表現することによって非常に印象的なフレーズになっています。

 

手に入れる為に捨てたんだ

「同じドアをくぐれたら」より

「手に入れる」→「捨てた」

シンプルな組み合わせですが、非常に力のある言葉です。

 

君の声は遠くなり、君のコエは近くなる

「キャッチボール」より

「遠い」→「近い」

前提を説明するとこれはキャッチボールをテーマに書かれた曲です。

キャッチボールというのは、相手との信頼関係が出来てくるほど距離を置くことができますよね?

つまり、距離が遠くなるほど心は近くなるということをこのフレーズで表現しています。非常に綺麗でインパクトのあるフレーズですね。

 

さて、このままだとキリがないので、今回はこのぐらいにしておきたいと思います。笑

 

まとめ

今回は強い言葉の生み出し方について解説してみました。

ギャップ法で強い言葉を作る手順を復習すると、

  1. 伝えたい言葉の対義語と類義語を考える
  2. 対義語の類義語を考える
  3. 出てきた言葉を組み合わせる

という3段階になります。

例えば、BUMPのゼロを参考にしてみると、

1.「自由」という言葉の反対は「不自由」

2.「不自由」という言葉を言い換えると「一本道」

3.組み合わせると『一本道の中で見つけた自由』になる

このように分析することができます。

ぜひあなたもこの作り方を意識して、

誰もがイメージできるけど、誰も思いつかない言葉を作ってみてください。

それではまた。

 

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