こんにちは、ぐっきんです。
キーワードプランナーの仕様変更に伴って僕のところにも問い合わせが集中したので、詳しい仕様変更の内容と今後の対策についてまとめてみました。
目次
キーワードプランナーの仕様変更
キーワードプランナーの仕様変更は8月頃からまことしやかに行われていたようです。ちなみに僕の方でキーワードの仕様が変わったのは、使えなくなったのは9月9日からでした。
問い合わせが来るようになったのもその頃からなので、おそらくほとんどの方は僕と同じタイミングで仕様変更されたんじゃないかと予想されます。
ちなみに今回の仕様変更に伴って変わった点は、
- 月間平均検索ボリュームの数値が『範囲数字』になった
- グラフが出なくなった
の2点です。
月間平均検索ボリュームの数値が『範囲数字』になった
今までのキーワードプランナーの画面はこんな感じでした↓↓
しかし今回の仕様変更が行われてからはこうなりました↓↓
1万〜10万・・・
これだと1万2000でも9万8000でも同じように表示されてしまうってことですね。
基本10倍ずつ区切れていくようで、
- 10〜100
- 100〜1000
- 1000〜1万
- 1万〜10万
- 10万〜100万
- 100万〜1000万
という感じに表示されているようです。
数字が大きくなればなるほど恐ろしくザックリしていきますね。
100万〜1000万だと102万でも998万でも同じ範囲に入ってしまいますからね。
これはちょっと痛いですね。
グラフが出なくなった
年間推移のグラフも出なくなってしまいました。
これによって困るのは、
- 一年中安定して検索されるキーワードなのかどうかが分かりづらくなった
- 季節系トレンドなどのピーク時のボリュームが分からない
という点ですね。
季節系のイベントなどを中心に記事を書いている人にとっては結構痛い変更になるかもしれません。
今までのように使う方法はあるの?
こちらに関しては僕も実際にGoogleに電話して聞いてみました。
結論から言うと、『広告を出稿してクリックされれば使えるようになる』ということでした。
ただ、Googleの社員も煮え切らない返答でした。
「クリックされて一時的にフル機能が使えるようになっても、またクリックがなくなれば元に戻ってしまう可能性があります」
とかなんとか。
僕は、「最低いくらぐらいの広告費を使えば今まで通り使えるようになるんですか?」と聞いてみたのですが、「まだそこまでの情報は開示されていない」という返答でした。
ただ、オペレーターの当たり外れもあるかもしれません。
他の人が同じ質問で問い合わせた際には、「1ヶ月100円は広告費として使ってほしい」という具体的な返答もあったそうです。それが本当かはまだ分かりませんが、もし仮に100円の広告費で1ヶ月今まで通り使えるなら、その為だけに広告を出稿してみる価値はあるかなと思います。
仕様変更どころか全く使えなくなっちゃった!?
他にもそういう方がいらっしゃるかまだ分からないのですが、実は僕はキーワードプランナー自体が全く使えなくなりました。
キーワードプランナーに入ろうとするとこんな画面が出てきてしまいます。
この件に関してもGoogleに聞いてみたところ、「キャンペーン」を作れば使えるようになるということでした。
あれ、前にキャンペーン作ってなかったっけ?と思ったら、それは別なアカウントでした。笑
今はキャンペーンを作らないとそもそもGoogleアドワーズのアカウントが取得できないのですが、昔はキャンペーンを作らないでもアドワーズの登録ができたんですよ。
なので1年以上前にアドワーズのアカウントを取得している方は僕と同じ症状になっている可能性は高いかもしれません。
今後の対策について
今後どういう対策をしていけばいいのかを僕なりに書いてみたいと思います。
キーワード選定の指標には全然なる
確かにキーワードプランナーが見れなくなったのは痛いですが、それほど悲観的になる必要はないんじゃないかと思います。
そもそもキーワードプランナーというのは、元々そこまで正確な数値ではなかったように思います。
僕の経験上ではキーワードプランナーでたいしたことない数値のキーワードでも全然アクセス集まったことはありますし、その逆も結構ありました。
なので、そう考えればこれまで通りざっくりとした指標にしていけばいいのではないでしょうか?
個人的には2語以上で100〜1000以上の数値があるキーワードであればガンガン狙っていけば良いと思います。
トレンドキーワードを狙っているのであれば全く問題ない
僕は初心者にはトレンドアフィリエイトを推奨しているのですが、トレンドアフィリエイトではキーワードプランナーの使用頻度はそこまで高くないので、全く気にする必要ないです。
これまで通り、虫眼鏡、サジェスト、連想キーワードを駆使して書いていくといいですね。
虫眼鏡になる時点で需要ありってことですからね。
ただし、季節トレンドを狙う場合にはピーク時のボリュームが分からないのは痛いです。
とは言え、季節系もとりあえず2語以上で100〜1000のボリュームがあればOKじゃないかと思います。少なくともピーク時には1000以上にはなっているハズですからね。
グーグルトレンドを使う
季節系トレンドのピーク時を見極めるだけであればキーワードプランナーを使わなくてもグーグルトレンドで十分知ることができます。
例えば「カブトムシ」をグーグルトレンドにかけてみるとこうなります↓↓
例年8月にピークが来ていることが分かります。
次に「頭痛」というキーワードで見てみましょう↓↓
こちらは例年安定して検索されているキーワードだということが分かります。
これらの波形とキーワードプランナーの範囲数字を照らし合わせて参照すれば、まだまだ十分目安になります。
広告を出稿してみる
キーワードプランナーをどうしても使いたい場合は広告を出稿してみるのもひとつの手です。
Googleに電話で聞いたところ、広告を出稿してきちんとクリックされれば使えるようになると言っていました。(ただし、どのぐらいのクリックが必要なのかは不明だそうです)
ただ、そこまで高いハードルがあるわけではないような気がします。
もし100円分ぐらいの広告費で使えるという話が本当であれば、試してみる価値は十分あるんじゃないかと思います。
⇒広告の出稿方法はこちら (外部のサイトに飛びます)
追記(9/16)
実際に僕の方で広告を出稿してみたところ、無事これまで通りの表示に戻りました。
一応4クリックされて120円ほどの広告費です。
問題はこの状態で広告を停止してみてどのくらいの期間保つのかってところですね。
実際に今日(9/16)から広告を停止して実験してみます。
もしこれで1ヶ月ぐらい使えればキーワードプランナーを1ヶ月100円で使えるという説は本当ということになりますね。
とりあえず結果が分かり次第またこの記事に追記していきたいと思います。
※10月7日現在まだグラフ見れてます。
20日経っても大丈夫ということは、1ヶ月ぐらいはいけるかな?
追記(11/2) :
キーワードプランナーを約1ドルで検証してみた結果、ちょうど1ヶ月使えるということが判明しました。
で、1ヶ月で最低必要な広告費も大体1ドルぐらいのようです。
個人的には1ドルでキーワードプランナーのフル機能が使えるなら、使った方がいいという感触です。
ただ、僕のコンサル生によると、1日のうちに何回もキーワードプランナーを使っていると、「今日はここまでですよ」という感じで制限がかかってしまうようです。
もしかしたら広告の出稿費が安いとそういった回数制限があるのかもしれませんね。
この辺りはまた検証して、詳細が分かったら追記していきたいと思います。
そもそも今回の変更はなぜ行われたのか?
元々キーワードプランナーというツールは広告を出稿している人の為のツールです。
なので広告を出稿していない人達が同じように使えるのは公平じゃないというのがGoogle側の意向のようです。(僕のコンサル生の一人がGoogleに問い合わせた際にそのように言われたようです)
確かにそれはごもっともな意見ですよね。
今まで無料であれだけ便利なツールを使わせてもらっていたのが奇跡的だったのかもしれません。
まとめ
今回の仕様変更は正直痛いことは確かです。
しかしこれも時代の流れと思って受け入れていきましょう。
ここのところGoogleアドセンスの審査が異常に厳しくなったりもして、色々なことが転換期に来ているのかもしれません。
こういう時に柔軟に変化に対応できれば、他の人よりも一歩抜け出すチャンスになるかもしれませんので、ぜひ前向きに捉えていきましょう!
ではでは。
※もしGoogleに直接問い合わせてみたいという人はこちらの連絡先から問い合わせてみてください。
こんにちは、ともちんと言います。
そうですね。
仕様が変更になったことを嘆くより、
ピンチをチャンスと捉えることですね。
ありがとうございます。
ともちさん
返信ありがとうございます。
そうですね、厳しくなるということは競合も少なくなるということです。
なので前向きに捉えていきましょう^^
全ては考え方次第です!