セカオワ「Hey Ho」の歌詞から学ぶ「誰かを助けることの意味」について!

こんにちは、ぐっきんです。

突然ですが僕はセカオワが大好きです。

曲も好きですし、スタンスも好きですし、あの世界観の創り方も本当にいいな〜と思います。

そんなセカオワの曲の中でも「Hey Ho(ヘイホー)」という曲が最近すっごく好きなので、歌詞について考察してみることにしました。

電車で席を譲りたいと思ってもなかなか声が出せないような人にこそ読んでほしいなと思います。

「Hey Ho」ってこんな曲

もう、このPVめっちゃ最高です!

なんというか、全てがツボです。

僕はできることならこんな世界の中で暮らしたいなって思うぐらいです。笑

「陽気な雰囲気」ってすごくいいですよね。

僕の中で「陽気さ」というのは結構重要な要素です。

 

「Hey Ho」から感じるメッセージ

正直歌詞の解釈なんてものは、人それぞれだと思います。

なので、この記事ではあくまで僕が思う「Hey Ho」という曲の解釈を書いていきたいと思います。

歌詞の全文は引用できないので、歌詞は以下のサイトで確認してみてください。

「Hey Ho」の歌詞全文

まず、僕が「Hey Ho」の歌詞から感じたことは、

「人を助けるってことについて考えてみない?」

という問いかけです。

勘違いしてほしくないのは「もっと人助けしようぜ!」ではないってことです。

あくまで「人助けってなんなんだろうね?」ということを考える機会を与えてくれる。

「Hey Ho」はそんな歌じゃないかと僕は思っています。

 

人は誰でも冷たくて暖かい

「Hey Ho」は人には必ず暖かさと冷たさの両方があるということを描いています。

よく、「性善説と性悪説のどっち派ですか?」という話があります。

用語説明

性善説:人はみな本当は善人であるという考え方

性悪説:人はみな本当は自分の利益しか考えていない生き物だという考え方

でも僕は「Hey Ho」を聞いていると、

そもそも人を善人と悪人で区別すること自体意味なくない?

って感じるんです。

そんなもんどっちも持ってるに決まってるじゃん!っていう。

で、「Hey Ho」の冒頭の歌詞はこちら。

ぼろぼろになった思い出とか

ばらばらに壊れた気持ちも

大事にしたから大切になった

はじめから大切なものなんてない

いい歌い出しですね。

いきなり核心をついています。

「大事にしたから大切になった」

「星の王子さま」で言うところの、王子が大切にしていた薔薇ですね。

何かを大切にする気持ち。これは人の暖かい部分じゃないかなと思います。

そして次のフレーズがこちら。

どこか遠くの世界のことなど

どうでもいいやと呟いた

大事にしないとああ、こんなにも

大切なものなんて無いんだなあ

人は何かを大切にする気持ちと同時に

「自分と関係ないことはどうだっていい」

という冷たさも持っている。

前にも別な記事で書いたと思いますが、

遠くでどこかの国の大統領が死んでも何も感じないけど、いつも餌をあげてた野良猫が死んでしまったら涙が出るくらい悲しいという理論です。

暖かさと冷たさ、その両方を持っているのが人間なんだよってことがここまでの歌詞で伝わってきます。

 

誰かを助けることは自分のため

続いて、2番の歌詞を見ていきましょう。

例えば君がテレビから流れてくる

悲しいニュースを見ても心が動かなくても

それは普通のことなんだと思う

遠くの世界の悲しいニュースに心が動かないのは普通のこと。

だからそこだけを切り取って「自分は冷たい人間なのかな」って思う必要はないよってことです。

で、この後に続くフレーズがこちら。

誰かを助けることは

義務じゃないと僕は思うんだ

笑顔を見れる権利なんだ

自分のためなんだ

この曲最大のメッセージが2番のAメロでさりげなく囁かれます。

僕は「Hey Ho」という曲はこのワンフレーズを刺すためだけに作られた曲だと思っています。

(もちろん深瀬さんやサオリさんに聞いたわけはありませんw)

「誰かを助けることは自分のためなんだ」

とういうのが、深瀬さんとサオリさんの一番のメッセージだと僕は勝手に感じています。

 

あとは君が選べばいいと思う

最後にサビの歌詞を見てみましょう。

Hey Ho Stormy seas

誰かからのSOS

きっとこのまま「誰か」を放っておけば

忘れてしまうだろう

Hey Ho Stormy seas

また聞こえるSOS

この嵐の中、船を出す勇気なんて

僕にあるのかい?

Hey Ho Stormy seas

誰かからのSOS

ずっと耳を塞いできたこの僕に

Hey Ho Stormy seas

誰かからのscream of silent

この嵐の中、船を出す勇気なんて

僕にあるのかい?

僕の解釈はこうです。

世の中に助けを求めている人は沢山いる。

君が何もしなくてもそのうち忘れるだけ。

そしてそれは全然普通のこと。

でも、もしそこに手を差し伸べる勇気があれば、君自身何かを得られるかもね。

だとしたら、君はどうする?

「人を助けることは自分のため」だとした上で、

「あとは君が好きに選べばいい」

「Hey Ho」からはそんなメッセージを感じます。

 

まとめ

今回はセカオワの「Hey Ho」の歌詞の意味について主観丸出しで考察してみました。

一言でまとめると、

「人を助けることは義務じゃないけど、君にとって大きな価値があると思う。でも無理しなくていいよ。そうしたいって思ったらすればいい。」

というメッセージだと僕は受け取っています。

ちなみに「Hey Ho」は動物殺処分ゼロプロジェクト「ブレーメン」の支援ソングにもなっています。

セカオワはそういった社会問題に対して見て見ぬふりをせず、自分たちにできることをやろうというスタンスで活動しています。

まるで、「俺達は迷わず嵐の中に船を出すよ」と言わんばかりに。

でもそれは、誰かのためじゃなくて自分たちのためにやってるんだよ、ということなのでしょう。

自分のためにやったことが誰かのためになるのであれば、そんなお得なことはないですよね。

僕もまずは笑顔という報酬を得るために勇気を出して電車で席を譲ることからはじめてみようかな。

さあ、次は君の出番だHey Ho!

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