【アベノミクス簡単講座】第一の矢『金融緩和』の効果とは??

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こんにちは、ぐっきんです。

今日は珍しく政治的な話題を扱ってみたいと思います。
テーマはズバリ『アベノミクス』です。

巷ではアベノミクスという言葉はバンバン飛び交っていますが、
実際に内容を知っている方はどれくらいいるでしょうか?
説明しろと言われて説明出来る方はそういないのではないでしょうか?

なので今回はそんなアベノミクスについて書いてみたいと思います。

その中でも今回は第一の矢である『金融緩和』について
詳しく説明していきたいと思います。

そもそもアベノミクスって何?

まずはここからいきましょう。
実際アベノミクスってメディアはよく取り上げるくせに
中身に関しての説明が少な過ぎると思いませんか?

こちらが分かってる前提で話進められても困りますよね。
というわけでまずは概要を説明していきたいと思います。

アベノミクスとは、
現在日本の首相を務める安倍首相が打ち出した経済政策のことです。
要するに、景気を良くするための経済戦略ということですね。

アベノミクスは『3本の矢』と形容されることもあります。

①大胆な金融緩和
②機構的な財政政策
③民間投資を喚起する成長戦略
の3つです。

わかりづらいですね。笑
今回はその中での第一の矢『金融政策』について
なるべく分かりやすく説明していきたいと思います。

第一の矢『大胆な金融緩和』とは?

まずはこれですが、そもそも金融緩和ってなんですか?って話ですよね。
金融緩和というのは、「金融政策を緩和する」ということです。

では金融政策とは何なのか?
疑問ばかりが続きますけど多分皆気になるところですよね。

金融政策には3つの方法があります。

・銀行の金利を調整
・国全体のお金の量を調整
・銀行が貸し出せる量の調整

これらの3つを調整するのが金融政策です。
そしてさらにそれらを緩和するということは、

・銀行の金利を低くする
・国全体のお金の量を増やす
・銀行が貸し出せる量を増やす

具体的にはこれらの3つということになります。

で、アベノミクスの中で一番メインで行っているのが、
「国全体のお金の量を増やす」という金融緩和です。

新札をバンバン刷っていくということですね。
そしてお金の量が増えるとどうなるか?

量が増えるということは価値が薄まるということです。
なのでお金の価値が下がるということです。

ではなぜわざわざお金の価値を下げるのか?
それはズバリ『デフレ』を脱却するためです。

デフレの脱却

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そもそもデフレって何?というところを更に掘り下げていきましょう。
デフレというのは簡単に言うと、
「モノの価値が下がる」ということです。

モノの価値が下がるということは、
お金の価値が上がるということです。

モノとお金は互いに相互関係にあります。
ちなみにインフレというのは、
お金の価値が下がり、モノの価値が上がる状態のことを言います。

例えば、
デフレの時にコーラが100円で売っていたとします。
これがインフレになると1000円になったりするということです。

つまりそうなった場合の1000円の価値というのは
デフレ時の100円分の価値しかなくなるということです。

今使っている1万円札が千円札ぐらいの価値になってしまったりするわけです。
それがデフレとインフレの構造です。

ではデフレとインフレどちらが良いのか?という疑問が生まれますよね。
デフレって物が安くてある意味ではいいんじゃないのか?
と思われる方も多いハズです。

しかしデフレの大きな弱点は、
”お金が世の中に回りづらくなる”ことです。

”金は天下の回りモノ”という言葉があるように、
お金は循環することによって好景気を生み出すのです。

しかしデフレ時には、
収入も減るので国民の財布の紐が相当堅くなってしまうんですよね。
なのでデフレで景気が良くなることは無いということです。

では一番好景気とされているのはどういう状態なのでしょうか?
それはズバリ『弱インフレ』の時です。

弱インフレだと、
物価もそこまで上がらず収入も増え、
さらには円安に向かうので海外に物が売りやすくなります。
なのでいいコトづくしというわけです。

しかしインフレが強すぎると、
収入の増加よりも物価の上昇の方が強くなってしまうのです。
なのでそれはそれで考えものなわけです。

で、話をアベノミクスに戻しますと、安倍さんは今書いたような理由で、
とりあえずインフレ方向に向けようと頑張っているということですね。

まとめ

今回はアベノミクスの金融緩和について書いてみました。
金融政策って難しそうに感じますが、
とどのつまりはデフレやインフレを調整しようという政策というわけですね。

ここから先は僕の持論にるのですが、
おそらくこのデフレという波は金融政策では変わりません

なぜならこれは日本だけの問題では無いからです。

世界の新興国は雇用をどんどん安い方安い方に流しています。

日本だって中国で人件費が安いからと言って中国でモノを作るわけです。
そうすると日本の雇用が減りますよね?

そして、それは日本に限った話ではありません。
中国はインドで人を使い、インドはアフリカで人を使ったりするわけです。
つまり雇用は下へ下へ流れていきます

ということはモノの価値は低い状態がしばらくは続きます。
なので日本で少し金融政策をしても世界の大きな流れには勝てないというわけです。
元も子もない意見ではありますが、僕はそういう風に感じています。

なので、僕自身は景気に頼らない生き方をしようと思い
自力で稼ぐ力を身につけられるインターネットビジネスというものを始めました。

そのおかげで今は会社員時代の給料以上の収入を稼げるようになりました。

詳しくは僕のプロフィールに書いています

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