こんにちは、ぐっきんです。
多分この記事にたどり着いたあなたは、ネフローゼにかかっている、もしくは身近な人がかかっているのだと思います。
僕自身も高校生の頃に微小変化型ネフローゼにかかりました。そして、それから計4回ほど再発を繰り返しました。
この記事では僕の経験を元に、ネフローゼから仕事復帰する上で知っておいてほしいことを書いておきたいと思います。
ネフローゼ発症後の仕事復帰までの期間
結論から言ってしまうと、ネフローゼ発症後も仕事自体は割と普通にできます。
僕自身も再発時に担当医から「仕事しながら通院でもいいよ」と言われました。
ただ、僕の場合は過去に薬の副作用で一度死にかけたので、入院を希望しました。笑
入院期間は大体2週間〜3週間ほどだったと思います。
退院してからも1週間ほど療養期間を取って、僕の場合は約1ヶ月ほどで仕事復帰しました。
ただ、仕事復帰において大事なのは復帰するまでよりも、復帰した後になります。
仕事復帰した後に注意したいこと
仕事復帰後に一番注意しなければならないのが再発です。
ネフローゼは再発の原因というのが未だによく分かっていませんが、僕の経験から言うと、インフルエンザはかなり危険です。
僕の場合は一度インフルエンザがきっかけで再発しました。
担当医からも「ネフローゼは風邪を引くと再発しやすいよ」と言われてはいましたが、やはりインフルエンザも例外ではありませんでした。
ネフローゼの治療中はプレドニンというステロイドを服用することがほとんどだと思いますが、ステロイド服用中はとにかく免疫力が下がると言われています。
なので、必然的にウイルスに侵されやすいんですよね。
仕事復帰してからはその点に注意して過ごすことが一番大事になるかと思います。
具体的な対策としては、ありきたりなことにはなりますが、
- マスクをする
- うがい・手洗いを徹底する
- しっかり睡眠をとる
などがシンプルに有効です。
僕の場合は夏でもマスクを欠かさずにしていました。
薬を服用中は顔が丸くなるので、それを隠せて一石二鳥でもあります。笑
再発の原因は病気だけじゃない
実は僕はインフルエンザの他にもうひとつ再発の原因になってしまったものがあります。
それはズバリ「お酒」です。
その日は会社の忘年会で、周りのノリに負けていつもは飲めないお酒をグイグイ飲んでしまいました。
それが悪夢の始まりだとも知らずに…
僕はベロベロに酔っ払ってホテルに戻り、トイレで用を足しました。
そして、その時にやたら尿が泡立っていることに気がつきました。
ネフローゼの再発を何回も繰り返していると、尿の泡立ちで再発したどうかを判断できるようになります。
僕はそれをプロ並に診断できるので(自慢になりませんが)、その瞬間に再発したことを悟りました。
「やっちまった…」
数時間前に調子に乗って酒を飲んだ自分を本気で呪いました。
この記事を読んでいてネフローゼの治療中のあなたは、風邪だけじゃなくお酒にも十分注意を払うことをおすすめします。
少量であれば大丈夫かもしれませんが、大量に飲むのは絶対NGです。
僕はそれからトラウマになりお酒は一滴も飲まないようになりました。(元々好きじゃないのもあったし笑)
食生活にも気をつけよう
これは僕の場合ですが、ステロイドを服用していく中で尿酸値がやけに高くなるという副作用が出ました。
担当医から「このままじゃ痛風になるよ」と言われてかなりビビったのを覚えています。
でも、当時の僕はそこまで贅沢なものは食べていたわけでもないし、原因はよく分からなかったというのが正直なところです。
尿酸値に関してはお手上げ状態になってしまったので、僕は一度漢方薬というものを試してみることにしました。
ちょうど茨城の龍ケ崎市というところに、漢方にめちゃくちゃ詳しい先生(80歳ぐらいの超ベテラン)がいて、その先生の指導の元、漢方を服用していくことにしました。
正直漢方薬って結構高いし、本当に効くのかな?って思っていましたが、なんと服用を続けて3ヶ月後には最初7.2ほどあった尿酸値が6.6まで落ちました。
これは僕の中ではかなり衝撃的でした。
「実際に数字で結果出たら疑いようないやん!」と。
この経験から、僕は漢方というものにかなり興味を抱くようになりました。
また、その先生は「漢方薬だけじゃいかんよ。食べ物、水、漢方、この3本柱で体を良くしてくんや」と教えてくれました。
具体的には、玄米、大豆、小魚、などがオススメだよと言われました。
そして最低20回以上は咀嚼しなさいということも教わりました。
僕は食生活も先生の指導に従っていたので、もしかしたら漢方だけじゃなく、その辺りも尿酸値を下げることに貢献してくれたのかもしれませんね。
ネフローゼ治療中の方は、食生活というのもぜひ見直してみてください。
ちなみに漢方の先生に出会ってから5年ほど経ちますが、それからはまだ一度も再発していないということを付け加えておきたいと思います。
最後に
今回はネフローゼで仕事復帰する上で知っておいてほしいことを記事にしました。
ネフローゼというのはいつ再発するか分からない恐ろしい病気です。
僕自身もネフローゼで何回も入院して会社を休みました。
そのことから会社に依存せずに生きていく方法を探し、今ではパソコンを使った仕事で生活できるようになりました。
持病を持っている人は、会社以外の収入源を確保するべきだと僕は本気で思います。
そうすればいざとなったときに家族に負担をかけることもなくなります。
もしそういった働き方に興味がある場合は下記の画像から詳細をご覧になってください。
それでは最後までお読みいただきありがとうごいざました。
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