Googleアドセンスはブログに広告を貼っておけば、クリックされるだけで収益化されるという初心者にとって非常に最適な素晴らしい手法です。
しかし、そんなGoogleアドセンスを使用する為には、Googleの審査を突破してアカウントを取得しなければなりません。
ちょっと前までは無料ブログを立ち上げ、数記事書いて申請すれば簡単に取得できたのですが、3月中旬頃からこんな問い合わせが僕の元に届くようになりました。
「ぐっきんさん!大変です!無料ブログでアドセンス申請ができません!」
最初はたまたまかなと思いましたが、どうやら色々なところで多発しているようなので、調査して記事にまとめてみました。
目次
無料ブログでの申請は完全にできなくなったのか?
完全にできなくなったのかどうかはまだ調査中ではありますが、実は海外ではすでに「独自ドメイン」が必須になっているようなので、日本でもそうなった可能性は十分あるのではないかと考えられます。
つまり、できなくなったと考えてOKです!
ちなみに、厳密に言うと無料ブログではなく、パス(サブディレクトリ)やサブドメインが申請に使用できなくなったというのが正しいようです。
パス(サブディレクトリ)やサブドメインって何?
これらの言葉に聞き馴染みのない方も多いと思いますので、説明しておきますね。
パス(サブディレクトリ)とは?
パス(サブディレクトリ)というのは、メインドメインの後ろに「/〜」とくっつく形です。
こんな感じ↓↓
[su_note]gukkin.com/nice [/su_note]このように、赤文字の部分がくっついているURLはアドセンスの申請に使えないということです。
サブドメインとは?
サブドメインというのは、パスとは逆でメインドメインの前に任意の文字列がくっつくURLです。
例えばSo-netブログであれば、「so-net.ne.jp」というのがSo-netのメインドメインなのですが、So-netでブログを立ち上げると、このドメインの前に自分の好きな英数字を入れたものがURLになります。
こんな感じ↓↓
[su_note]http://gukkin.blog.so-net.ne.jp/
[/su_note]他にも、
[su_note]http://gukkin.seesaa.net/(シーサーブログ)http://gukkin.hatenablog.com/(はてなブログ) [/su_note]
こういったURLも赤文字の部分が企業のドメインになっているので、サブドメインとなります。現在アドセンスでは、このようなサブドメインも審査の対象外としています。
独自ドメインとは?
独自ドメインというのは、自分が任意の文字列を指定して取得した完全に自分だけのドメインのことです。
こんなの↓↓
[su_note]gukkin222.com [/su_note]現在のところ、独自ドメインであれば確実に申請はできるようです。(審査を通過できるかは別として)
[su_note note_color=”#F5F5F5″]参考:ムームードメインで独自ドメインを取得する方法 [/su_note]今後の対応は?
今後再び無料ブログが申請に使えるようになる可能性もあるかもしれませんが、個人的な結論を言ってしまうと、もう「独自ドメイン」が必須になったと考えて、最初からサーバー契約をして、独自ドメインを取得し、WordPressを立ち上げてしまうのが一番なのかなと思います。
そうなるとサーバー契約や独自ドメイン取得などで約8000円ほどの初期費用がかかってしまうのですが、いずれにしてもブログで稼いでいこうと思えば、必ず契約していかなければならないものなので、そこは割りきって投資してもいいのかなと思います。
どうせなら早いうちからWordPressに慣れてしまった方がいいですからね。
無料ブログは長い目で見た時に不安定な要素が多すぎるので、これを機にWordPressに一本に絞っていくことを僕はオススメします。
アドセンス用のドメインとメインで運営していくドメインは分けた方がいい?
では、アドセンス取得用のドメインと、実際に稼ぐために運営していくブログは分けた方が良いのでしょうか?
これは僕の考えを述べさせてもらうと、分けた方がいいと考えています。
アドセンス取得の為の記事というのは練習の意味合いも兼ねて書いていくといいので、そういった意味では多少失敗してもいいドメインを作っておく方がいいのかなと思います。
ドメイン自体も安いものであれば100円ぐらいからあるので、まずは練習用ドメインを取って、アドセンス申請に使っていくのが無難かと思います。
そうすることで、ある程度WordPressの扱いに慣れてから本番のドメインに記事を入れていくことができるので、スムーズに本番サイトを始めることができると思います。
もちろん最初から本番のドメインを取得してやっていくのもアリですが、僕は分けることを推奨します。
変化に対して柔軟になる
今回のような仕様や規約の変更というのは、いたるところで起きてきます。
つまり、これじゃなきゃ稼げないという状況というのは非常に危険なんです。
稼ぎ続けられる人というのは、
こういった変化があった時にいち早く対応できる人です。
「Googleの規約が厳しくなった」
「Twitterが凍結されやすくなった」
「YouTubeの広告単価が下がった」
ネットビジネスをやっていれば色々なことが起きます。
しかしそういった変化が起こった時というのは、案外チャンスだったりもするものです。
今回の件にしても、無料ブログでアドセンスを取得できないとなれば、WordPress一択になるので、変に迷う必要がなくなるんですよね。
それに、最初に投資してしまうことで、「やるしかない!」という勢いもつきやすいと思います。
中にはアドセンス取得してからも、無料ブログをいつまでも続けてしまう方も結構多いんですよね。
「ある程度稼げるようになってから有料ブログ(WordPress)に移行します!」
「分かります、気持ちは非常に良く分かりますよ!」
ただ、僕の経験上こういった方の多くは無料ブログで稼げずにそのまま挫折してしまうパターンが多いんですよね。
なので、できればこれを読んでいる方には、ワードプレスで頑張ってほしいですね。
今後はもっと厳しくなる可能性も?
何でもそうなのですが、時代は量から質重視に向かっていきます。
Googleからしても、そういう意図があって独自ドメインだけに絞ったのだと考えられます。
ということは、アドセンス審査は今後まだまだ厳しくなる可能性は十分あります。
今は500文字ぐらいで10記事も書けばほぼ確実に審査を通すことができますが、今後はそんな簡単じゃなくなるかもしれません。
そう考えれば今はまだまだ緩い方だと思います。
なのでぜひ今のうちに取ってしまうのが一番だと思います。
無料ブログでアドセンス申請につまずいてしまった方は、今すぐ独自ドメインを取得して、WordPressを立ち上げてしまうことをオススメします。
まとめ
- 無料ブログでアドセンスの申請ができなくなったのは本当
- 今後はWordPress1本でOK
- それでもまだまだ審査は緩い
- 今すぐ自分のブログを立ち上げよう
ザッと概要をまとめるとこんな感じになるかと思います。
今回の一件はGoogleの理念(ユーザー第一)からしたら当然の流れかと思います。
ということは、僕らもユーザーを第一に考えてサイトを運営していけば、Googleが厳しくなればなるほどライバルが減ってラッキーとなります。
なので、難しいことは考えずにちゃんとしたものを作っていけば、自然とライバルはいなくなるということですね。
これをチャンスと捉えるかピンチと捉えるかはアナタ次第です!
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