どうも、ぐっきんです。
今回はアナ雪のヒットの理由についての考察です。
アナ雪はなぜあんなにもヒットしたのでしょうか?
しかも日本でのヒットだけが飛び抜けて異常なようです。
それは一体なぜなのでしょうか?
以前の記事で指原莉乃はなぜあんなにも人気になったのか?
について書いたことに少し通じる部分があるかもしれませんね。
関連記事:指原莉乃が人気の理由をビジネス視点で考えてみよう!
キーワードは『共感』です。
それではいってみましょう。
アナ雪はなぜあんなにもヒットしたのか?
今回はアナ雪ヒットの理由についてですが、
①タイトル
②歌
③キャラクター、ストーリー
④プロモーション戦略
の4つの視点から考察してみたいと思います。
タイトル
まずはタイトルについてです。
タイトルってそんなに重要?と思われる方も多いかもしれませんが、これは結構大事です。
特にアナ雪の場合は邦題がとっても大事だと思います。
そもそもアナ雪の原題はなんだったでしょうか?
知っている方も多いと思いますが、『FROZEN(フローズン)』です。
確かにイメージは分かりますが、日本でもこのタイトルだったら
ここまで大ヒットはしなかったかもしれませんね。
このFROZENというタイトルを『アナと雪の女王』という邦題した、
廣村織香さんの功績は大きいと思います。
廣村織香さんはこのタイトルにした理由として、
アナとエルサというダブルヒロインに関心を持ってもらうためにこのタイトルにしたということです。
キャラクターの項目でも書きますが、
ダブルヒロインという設定もかなりヒットに貢献していると思います。
僕がこれまでに見てきた邦題で一番秀逸だと思うのは、
ビートルズの3rdアルバム『A Hard Day’s Night』の邦題です。
それは映画評論家としても活躍していた水野晴郎さんが名づけた、
『ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!』です。
こんなぶっ飛んだ邦題ってありますか?笑
でも日本人にとってはすごく分かりやすいですよね。
この『日本人にとって分かりやすいかどうか』が非常に大事です。
まさに『アナと雪の女王』も日本人にとって非常に分かりやすかったというわけですね。
歌
続いては歌についてです。
これに関してはほとんど説明不要なのでは無いかと思います。
一度聴いたら忘れないであろう「ありの〜ままの〜」というリフレインが非常に印象的ですよね。
しかも歌詞も、ありのままの自分を出しづらい今の日本人には刺さりやすかったのではないでしょうか?
松たか子さんの素直でまっすぐな歌い方も非常に好印象でした。
キャラクター、ストーリー
そしてやはりキャラクターやストーリーがヒットの一番の理由というのは間違いないです。
まずキャラクターです。
ダブルヒロインというのが大きなポイントです。
慎重に考えてから行動するタイプの姉エルサと、
明るく楽観的で大胆な性格の妹アナという正反対のタイプが主役となっているですが、
二人共人間としての弱点があるというのが大事なところです。
アナ雪にハマる女性というのは、大抵この2人のどちらかに自分を重ねて感情移入してしまうそうです。
確かにどちらかのタイプに当てはまる人は多そうですよね。
ほとんどの女性がどちらかに当てはまると言っても過言では無いかもしれませんね。
これは特に日本人の女性に響いたようです。
そこで今回のキーワードとして『共感』という言葉が出てきます。
自分とキャラが重なってしまった時点でもうアナ雪ワールドに入ってしまいます。
ストーリーもユニークかる先が読めない展開の連続で見ている方を飽きさせないですよね。
そしてキャラクターのグラフィック技術の高さも人気の要因になっていると思います。
本作では最新のコンピューター技術が駆使されているようで、
キャラクターの感情の機微が驚くほど見事に表現出来ていると思います。
プロモーション戦略
そして最後にプロモーション戦略についてです。
これについては日本が独自に「ドラマティック・ミュージカル」という造語を作り、
「Let It Go」の歌と共に大々的に宣伝したというのがかなりインパクトあったのではないでしょうか。
このミュージカル形式という古典的であるものを
現代ににマッチした作品に昇華させているというところは
本作の大きな魅力のひとつだと思うので、そこと歌に絞ってプロモーションをかけていったのは
非常にナイスなプロモーションだったと言えそうですね。
まとめ
今回はアナと雪の女王のヒットの理由について、
①タイトル
②歌
③キャラクター、ストーリー
④プロモーション戦略
という視点から見てきましたが、
やはり本作に携わった全ての人がいい仕事をしたなという印象ですね。
原作者、制作スタッフ、声優、歌手、プロモーション会社など、
本当に色々なところの方々が頑張ったのだなーと思います。
そしてやはりこれだけヒットしたということは、
それだけ共感した人が多かったということだと思います。
指原莉乃さんの記事でも書きましたが基本的に共感してもらえれば、
人気やヒットに繋がるというのは間違いないと思います。
それが例え弱さであってもです。
基本的に僕のやっているビジネスも共感を得てもらって信頼を築いていくタイプのものなのですが、
これからの時代誰もが必須になってくる考え方だと思います。
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